げんごろうのだらず罠
当社製造の足くくり罠は名称は「げんごろうのだらず罠」と言います。
「だらず」とは当社地区の方言で、怠けるといった意味で、怠けても簡単に罠をセット出来るという意味で、「げんごろうのだらず罠」と命名しました。
★罠のセット※1は簡単で、慣れてくれば数秒でセット出来ます。
セットした状態
★罠とワイヤーは針金でくくりつけます。
罠とワイヤーをくくりつけた状態
★罠の設置は簡単で、落し穴を掘り、罠本体を固定し、落し穴の蓋をして、ワイヤーを固定します。
罠設置のイメージ
※1 セットはトリガー(作動ピン)をセットし、はじける状態にすること。
イノシシの捕獲・生け捕りをお考えの方へ、簡単に設置できる株式会社げんごろうの製品をご紹介いたします。近年、農作物や家庭菜園に対するイノシシの被害が増加しており、多くの方がその対策に頭を悩ませています。イノシシは非常に賢く、強靭な力を持っているため、効果的な捕獲方法を見つけることが重要です。そこでおすすめなのが、簡単に設置が可能な「くくり罠」です。
くくり罠とは?
くくり罠とは、野生動物を捕獲・生け捕りするための罠の一種で、足をくくるように設置されます。設置場所に動物が足を踏み入れると、罠が閉じて動物の足を捕らえます。
くくり罠は、適切に設置すれば高い捕獲率を誇り、特にイノシシの捕獲・生け捕りにおいては効果的です。イノシシは非常に警戒心が強い動物であり、人間の存在を察知するとすぐに逃げ出します。そのため、くくり罠は設置場所や設置方法に細心の注意を払う必要があります。
株式会社げんごろうの足くくり罠
株式会社げんごろうでは、簡単に設置できる足くくり罠を販売しています。当社のくくり罠は、設置が簡単でありながら高い捕獲率を実現しています。
当社の足くくり罠は、耐久性にも優れており、長期間使用することが可能です。また、罠自体のメンテナンスも簡単で、繰り返し使用することができます。さらに、設置の際には専門的なアドバイスも提供しており、初めての方でも安心して使用できるサポート体制を整えています。
製品名にもなっている「だらず」とは、当社地方の方言で怠けるといった意味です。
怠けてでも問題ないくらい簡単に罠をセットできるという意味で名付けました。
その名の通り、簡単に設置できるとご好評をいただいております。
くくり罠を設置する際には、いくつかの重要なポイントがあります。その中でも特に「人間の臭いを残さない」ことが重要です。イノシシは非常に鋭い嗅覚を持っており、人間の臭いを察知すると警戒心を強め、罠にかかることはありません。
なぜ人間の臭いを残さないことが重要なのか?
イノシシの嗅覚は人間の数千倍とも言われており、非常に敏感です。罠を設置する際に人間の手で触れると、その臭いが罠に移り、イノシシはその臭いを嗅ぎ取って避けるようになります。そのため、罠を設置する際には、手袋を着用し、人間の臭いを罠に付けないようにすることが重要です。
さらに、設置場所にも注意が必要です。罠を設置する場所に人間の臭いが残らないようにするためには、風向きや地形を考慮し、人間の臭いが風に乗って罠に届かないように工夫することが求められます。また、罠の設置後も定期的にチェックを行い、罠の周囲に人間の臭いが残っていないか確認することも重要です。
株式会社げんごろうでは、くくり罠の設置に関する専門的なアドバイスも提供しています。初めての方でも安心かつ簡単に罠を設置し、効果的にイノシシを捕獲するためのサポートを行っています。詳しい情報は当社のホームページでご覧いただけます。
現在、鳥獣被害は深刻な問題として多くの地域で注目されています。特にイノシシやシカなどの野生動物による農作物被害は、年々増加の一途をたどっており、農家の経済活動や生活の質に大きな影響を与えています。
イノシシは田畑を掘り返して作物を食い荒らし、シカは若い苗木を食害するなど、農業経営にとって大きな負担となっています。これらの被害を軽減し、地域経済を守るためには、迅速かつ効果的な捕獲対策が不可欠です。
特に、くくり罠、箱檻(はこわな)、電動ウインチ用ロールバーの活用が、現在の鳥獣被害対策の中でも有効な手段とされています。
主な鳥獣の種類と被害の実態
鳥獣被害の原因となる動物は多岐にわたり、大型獣・中型獣・小型獣のグループ
に分けられます。以下、それぞれの動物の特性と被害の実態について解説します。
・大型獣の被害
1. イノシシ
イノシシは日本各地で農作物に大きな被害をもたらしています。特に、畑の土を掘り返して根菜類を食べる、稲の収穫前の稲穂を倒すなど、被害の種類も多岐にわたります。
さらに、イノシシは賢く、警戒心が強いため、捕獲も容易ではありません。被害が拡大しやすくなっています。また、繁殖力も高く、一度に多くの子どもを産むため、個体数が急速に増加し、被害の広がりも加速しています。
2. シカ
シカは、若木の葉や樹皮を食べる「食害」を引き起こします。特に林業においては、苗木の成長が妨げられることにより、長期的な経済的損失が発生します。また、シカは畑にも侵入し、野菜や果物を食い荒らすため、農業への被害も深刻です。
3. クマ
クマの被害は、果樹園や養蜂場での果実や蜂蜜の奪取、家畜の襲撃などが挙げられます。クマは食料を求めて人里近くまで下りてくることが多く、人的被害も発生するリスクがあります。
その他にも、アライグマやハクビシン、キョンなどの中型獣による鳥獣被害や、モグラやネズミなどの小型獣による被害も深刻化しています。
一部の地域では、特にキョンの被害が増えているようです。当社の罠では、一部作り変え等が可能で、それによりこれらの中型獣の捕獲も可能になっております。
効果的な捕獲方法と対策
鳥獣被害を防ぐためには、動物の習性や行動パターンを理解し、それに基づいて最適な捕獲方法を選ぶことが重要です。
効果的な対策を実行することで、被害の軽減と農作物の保護が実現します。株式会社げんごろうでは、以下のような捕獲対策を提案しています。それぞれの対策は、現場での実効性を高めるために最適化されており、多くの利用者に支持されています。
足くくり罠の利用
株式会社げんごろうの足くくり罠は、特にイノシシの捕獲において非常に効果的です。足くくり罠は、イノシシなどの野生動物が足を踏み入れた瞬間に閉じる構造で、動物の脚をしっかりと捉えます。設置が簡単でありながら、捕獲率が非常に高く、広範囲で利用されています。
この罠の大きな特徴は、その簡便さにあります。初心者でも短時間で簡単に設置できるため、広い範囲での使用が可能です。また、設置場所を慎重に選ぶことで、イノシシの習性を利用して効果的な捕獲を実現できます。たとえば、イノシシの通り道や餌場近くに設置することで、その捕獲率をさらに向上させることができます。
さらに、株式会社げんごろうの足くくり罠は、耐久性に優れており、錆びにくい特殊な材料を使用しているため、長期間使用しても劣化しにくいです。定期的なメンテナンスが簡単に行えるため、繰り返し使用することができ、結果としてコストパフォーマンスも非常に高いといえます。
このような優れた特性により、農業従事者や自治体の鳥獣被害対策の一環として、広く採用されています。
箱檻の使用
箱檻(はこわな)は、イノシシやシカなどの大型獣を捕獲するために設計された効果的な捕獲装置です。箱檻は、餌を用いて動物をおびき寄せ、箱の中に入った瞬間に自動的に扉が閉まる仕組みです。
この方法は、動物の習性をうまく利用し、警戒心の強いイノシシやシカなども確実に捕獲できる点で非常に有効です。
設置場所としては、被害が頻発している耕作地からやや離れた山際や藪など、管理しやすい場所が適しています。また、箱檻は設置が容易で、移動も比較的簡単なため、被害状況に応じて柔軟に場所を変更できます。複数の箱檻を同時に設置することで、捕獲の効果を最大化し、広範囲での被害を抑制することが可能です。
なお、株式会社げんごろうの箱檻は、高品質な素材を使用し、耐久性と安全性を重視した設計がされています。長期間の使用に耐えうる強度を持ちながら、簡単に設置・撤去が可能で、設置の手間を大幅に軽減します。また、動物を傷つけずに捕獲するため、環境保護の観点からも適した選択肢です。
電動ウインチ用ロールバーの活用
捕獲した獲物の安全な処理や運搬には、電動ウインチ用ロールバーの活用が非常に役立ちます。特に大きな獲物や重量のある動物を捕獲した際、そのままの状態で現場から移動させるのは大変な労力を伴います。こうした場面で、電動ウインチ用ロールバーは欠かせない道具となります。
株式会社げんごろうの電動ウインチ用ロールバーは、現場での設置と取り外しが簡単で、ボルトやナットを使用しない設計となっているため、迅速な対応が可能です。
捕獲後の処理が迅速かつスムーズに行えるため、捕獲作業全体の効率が大幅に向上します。また、ロールバーの取り付けは誰でも簡単に行えるため、初めて使用する方でも安心して利用できます。
このような設備を活用することで、捕獲作業の安全性が確保されるだけでなく、捕獲した動物を効率的に処理・運搬することが可能となり、捕獲後の負担を大幅に軽減できます。
鳥獣被害対策には、動物の習性を理解したうえで、最も効果的な捕獲方法を選ぶことが求められます。株式会社げんごろうが提供する足くくり罠、箱檻、電動ウインチ用ロールバーは、それぞれの特性を生かし、鳥獣被害を効果的に防ぐための強力なツールです。
これらの対策を活用することで、農作物の被害を最小限に抑え、持続可能な農業経営を実現することが可能となります。現場での具体的な導入や詳細については、株式会社げんごろうまで、お気軽にお問い合わせください。
株式会社げんごろうの製品をご利用いただく際に、よくあるご質問にお答えいたします。ここでは、皆様から寄せられる一般的な質問に対して詳細な回答を提供いたします。
1. くくり罠の設置は難しいでしょうか?
当社のくくり罠は、簡単に設置できることを重要視しています。
くくり罠の設置方法は、以下の手順に従って行います。
設置場所の選定:イノシシの通り道や出没する場所を見つけ、その周辺に罠を設置します。
罠の準備:手袋を着用し、罠に人間の臭いがつかないようにします。
罠の設置:設置場所に罠を配置し、足がかかる部分をうまくカモフラージュします。
チェックとメンテナンス:定期的に罠を確認し、正常に作動しているか、周囲に異常がないかを確認します。
2. くくり罠の捕獲率を高めるコツは?
捕獲率を高めるためには、以下のポイントに注意してください。
臭い対策:罠に人間の臭いがつかないようにし、設置場所にも注意を払いましょう。
設置場所の工夫:イノシシの通り道や餌場の近くに設置すると効果的です。
カモフラージュ:罠を見えにくくするために、自然の素材を使ってカモフラージュします。
3. くくり罠はどのくらいの頻度でチェックするべきですか?
くくり罠は、少なくとも一日一回はチェックすることをおすすめします。捕獲された動物を早く発見し、適切に対処するためです。また、罠が正常に作動しているか、周囲に異常がないかを確認するためにも定期的なチェックが重要です。
4. くくり罠は再利用できますか?
はい、株式会社げんごろうのくくり罠は耐久性に優れており、再利用が可能です。使用後は適切に清掃し、次回の使用に備えて保管してください。罠のメンテナンスも簡単で、長期間使用することができます。
※ワイヤーは一度使用したら交換してください
ワイヤーは一度使用すると、ワイヤーや締め付け防止金具が変形して締まりが悪くなり、捕獲率が下がります。仮に一度使用したワイヤーで獲物が捕れたとしても、ワイヤーが痛んでいるため、ワイヤーが切れる可能性が高くなり止め刺し時に、獲物が突進してワイヤーが切れた場合は大変危険です。
5. くくり罠の設置に必要な資格はありますか?
日本国内では、野生動物の捕獲に関する法律があり、くくり罠を設置するためには適切な許可が必要です。設置前に必ず地域の自治体や専門機関に問い合わせ、必要な手続きを行ってください。
株式会社げんごろうでは、皆様からのご質問にお答えするためのサポート体制を整えております。詳しい情報やご相談はお気軽にお問い合わせください。
足くくり罠を活用し、効果的な捕獲をぜひ実現してください。